フラットトップ織(フラット面) 2.0X10mm目
フラットトップ織(フラット面反対側) 2.0X10mm目
フラットトップ織は、金網の表面(片側)が平滑な織り方で、ふるい面に凹凸がなく摩耗しに
くく、ふるい分け効率がよいので、振動篩には一番良く使われます。
上記画像は、フラット面とその裏面を御確認頂く為、比較的線径が細く、網目の小さい
2.0φX10mm目の製品画像を掲載しています。左画像がフラット面、右画像がその裏面と
なります。
他の規格は下記のステンレスフラットトップ一覧表に掲載していますが、ステンレス以外の
材質や線径と網目も多数対応できるものがあります。詳細を御検討の上、お問い合わせくだ
さい。
最近は、フラットトップ本来の用途ではなく、上記画像の裏面(フラット面の反対側)を化粧
面として、装飾金物用途や、車のメッシュグリル用バイヤス切断の上で御使用になられたり
するケ−スが増えています。
フラットトップの網目は、線材と線材の内寸法で表記また呼称します。
例 2.0φX15mm目 等
網目が細かく長目の特殊なフラットトップ 1.5φ&2.0φ 網目 2mm X 16mm
長目フラットトップ織(フラット面) 1.5&2.0 2X16mm目
長目フラットトップ織(フラット反対面) 1.5&2.0 2X16mm目
ステンレスフラットトップ 6φX35mm画像
左画像はステンレスフラットトップの6φX35
mm目の画像です。
線径が太いと線をくぐるRも大きくなり、線
材のストレ−ト部が少なくなります。
ただしフラット面には突出する面がないため
効率の良いふるい分け効果が得られます。
装飾金網用途の場合には、線材が疎い場合、
意匠としてのご判断が必要な個所となります。
フラットトップ織 2.0X15mm 表裏側画像 金網仕上げ後電解研磨仕上げの画像
フラットトップ織(電解研磨仕上) 2.0X15mm 表側画像
フラットトップ織(電解研磨仕上) 2.0X15mm 裏側画像
網目が細かいフラットトップ網 304 1.6φX5mm目 事例画像
フラットトップ網 304 1.6φX5mm目 フラット側(表)
フラットトップ網 304 1.6φX5mm目 凸側(裏)
ステンレス フラットトップ 別注対応 網目規格表 (2012年5月18日更新)
フラットトップの線径と網目の代表的な規格です。その他の条件のパタ−ンもございますので
当社営業部までご相談下さい。網目は四角形だけでなく長目のフラットトップのタイプもござ
います。
フラットトップ織 別注規格一覧表 20120518現在
フラットトップの円形切断
左は、フラットトップ網を円形に切断した時の
切断面小口の画像です。網目が粗いので、
レ−ザ−切断ができないのと、今回は線径
が太いので、ケガキを入れた後溶断しまし
た。何で切断するにしても基本手切りなの
で寸法精度は出ません。(切断ラインを追い
かけますが、網目の空間部分や線と線の
交点などは、正確な位置できる事は大変
困難です。余裕のある寸法でご発注下さい。
右図は、上記画像のフラットトップ丸切り全体
画像です。どの金網にも言える事ですが、網目
の粗い製品の外径部分は、空間を切断している
ようなものなどで、一見ガタガタとした印象を
受けますし実際丸切しているものも線材にケガ
キを入れた点を追いかけている印象をもちま
す。真円度は出にくいので寸法は余裕をもって
ご発注ください。(ちなみに網目が粗いのでレ
−ザ−では切断できません)
フラットトップ丸切全体画像
フラットトップ織のバイヤス切断
ステンレスフラットトップ織の3枚目あわせ
で、左右上下を均等にしてバイヤス切断した
画像です。比較的粗い網目ですが、交点が
しっかりロックされているので、網目が維持
されています。ただ溶接されているわけで
はないので、切り方によれば、斜めの線が
抜けることもあります。四隅や要所をスポッ
ト溶接すると効果的です。
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