ネットコンベヤ−は、食品やその他の製造工程(熱処理、乾燥、冷凍、加熱、殺菌、洗浄、脱水
や搬送での省力化・量産化・製品)の均一化などを可能とし、耐熱や耐食性を持つ金網ネット
が広く使われています。
下記に主だったネットの種類を掲載し説明していますので、ご用途や金網の詳細、ネット幅や
長さ等の各種条件を御検討の上、お問い合わせください。
ネットコンベヤ−各部表記の説明 (B型のネットコンベヤ−で説明)
ネットコンベヤ−各部名称
ネットコンベヤ−の種類 ※画像をクリックすると商品ペ−ジへ移動します。
ネットコンベヤ−S型
ネットコンベヤ−B型
ネットコンベヤ−RR型
ネットコンベヤ−D型
ネットコンベヤ−G型
ネットコンベヤ−DB型
ネットコンベヤ−C型
ネットコンベヤ−CN型
B型平線ネットコンベヤ ①5X8
B型平線ネットコンベヤ② 10.1X9.6
NEW
以前からネットコンベヤ製品
規格として、製作はありまし
たがWEB掲載は、初めてで
す。螺線に丸線でなく平線を
使った上記とは違ったタイプ
です。平線の為載せる品物に
跡形がつきにくくなります。
上記は、螺線が平線の為、ネットコンベヤ−用途では、食品関係の焼物等の工程がある場合、対象物
に跡形がつきにくいメリットがあります(豆腐、厚揚げ等)。また装飾金物的には、わずかながら平線と
しての面が有る為、光等の反射が、丸線とは違った効果が期待できそうです。
(詳細は画像クリック)
上記画像で縦方向がネット幅側、横方向が長さ方向になり画像における上下方向が螺旋と力骨の
交差部がすべて玉溶接され固定されます。またこの玉溶接部を切りますと、螺旋線が取れますの
で、テンションをつけての連結調整やや分断が容易にできます。(コンベヤ−使用の際の長さ方向
を現場にてエンドレス仕上げの連結調整をする場合)連結部材はクリンプ線を直線に変更に可能。
ネットコンベヤ−種類の一覧表
チェ−ン付きコンベヤ−画像
コンベヤ−ネットは、チェ−ン付でも対応いた
します。リンクごとに補強のロッドを入れる、
フラットバ−(FB)を入れる等、様々な条件
に対応致しますのでご指定ください。基本的に
装置への取り付けや駆動装置の取り扱いは等は
当社で行っていませんので、チェ−ンの選定は
お客様で行っていただきますので、詳細をお聞
かせください。
ネットコンベヤ−の端部処理(玉溶接) B型系ネットの場合
ネットコンベヤ−の端部画像
左画像は、ネットコンベヤ−の端部の拡大画像
ですが、通常ネット幅の両端は螺線(S)と力骨
(R)を溶接(玉溶接)して固定します。この部分
を切り取りますと、螺線(S)と力骨(R)を分割ま
たは結束する事ができますので、寸法やネット
のテンションの調整、エンドレス時に使い
ます。
基本的にエンドレス仕上げは現地でされる事
が多いのですが、問題がない場合、出荷時に
当方で対応致します。また端部の溶接ができ
ない場合、力骨を長めにして折り曲げて網目
の中に曲げこんだだけで固定する場合もござ
います。
端部玉溶接加工(装飾用途の場合酸洗い仕上。通常無)
ネットコンベヤ−端部玉溶接の場合は、全交点が対象。
下が画像左は、ジラスを使ってネットコンベヤに使う螺線をつくっているところです。ネッ
トコンベヤ−が製作できるか否かは、このジラスが有無に大きく関わってきます。長い歴史
の中で沢山のジラスが生まれてきましたが、他の製作工場との規格の統一性がないので、多
少螺線ピッチが変わるもあります。 そしてこのジラスでつくられた螺線によって右画像の
ように絡めながら製網していきます。この画像はS型のネットですが、基本的に力骨(ROD)
がはいるだけで他のタイプのネットも同じような工程になります。
ネットコンベヤのジラスを使って螺線をつくる作業
螺線を絡ませながらネットを製網
ネットコンベヤ−種類
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