このペ−ジでは、様々な金網製品の網目を測る方法を画像とともにご説明いたします。金網の
種類のより織金網のようにメッシュ(1インチの網の目数)で測るものクリンプ金網のように線
と線の間の内寸法で測るもの、溶接金網のように線材と線材のセンタ−ピッチ(芯々)で測るも
のと製法により、表記や呼称の仕方が変わりますのでご注意ください。(金網の種類が豊富な
為随時追加更新します)
織金網の多くは、1inch(インチ)=25.4mmの1辺にいくつ目数があるかで、何メッシュ
(mesh)であるかを表記し、呼称します。下記では、そのメッシュの測り方をご紹介します。
網目(メッシュ)を 1/2or1inchル−ぺで ・LUNOメ−タ−で・電子顕微鏡で 測る。
1/2 インチル−ぺで金網計測
1/2 インチル−ぺ金網計測
1/2 ル−ぺで測る。
(例)ステンレス 平織金網
0.29φX20mesh
左画像では、1/2インチル−ぺ
で測っています。右の画像で
1辺に10個の網目が確認で
きます。
10X2=20mesh(メッシュ)
1inch(インチ) ル−ペ
1inch(インチ) ル−ペ
1 inch (インチ)ル−ぺで
測る。
(例)ステンレス 平織金網
0.29φX20mesh
左画像では、1インチル−ぺで
測っています。右の画像で
1辺に20個の網目が確認で
きます。
20個=20mesh(メッシュ)
LUNOメ−タ−
LUNOメ−タ−
上記では、ル−ペを用いて網
目を数える方法をご紹介しま
したが、200meshなど細か
い網目のものになると、数え
る事は不可能に近い為、ルノ
メ−タ−と言うゲ−ジを用い
て、金網の上に置きその波形
を見て計測したり顕微鏡等で
計測します。
現在のモニタ−付き電子顕微鏡
従来の一般的な顕微鏡
100mesh(メッシュ)以上の網目
は、上記のル−ペで数える事が
困難なので、顕微鏡で拡大して
計測しています。
現在では電子顕微鏡になり、
モニタ−で金網の網目の詳細
を確認したり、撮影してパソコン
にデ−タを保管したりと大変便
利になりました。
クリンプ金網の網目計測
クリンプ金網は、線径と線径の間の内寸法を網目
として表記及び呼称します。左の画像では内寸法
が10mmなので10mm目(ミリメ)と呼称します。
左画像の表記例
ステンレス クリンプ金網
線径 1.5φ X 10mm目
一般的に焼肉用にお使い頂くクリンプ金網です。
(ホ−ムセンタ−等の使い捨て用の焼き網は除く)
溶接金網の網目の測り方
溶接金網(ファインメッシュ)は、線材と線材のセン
タ−ピッチで網目を呼称また表記します。左画像
の場合、線間のセンタ−ピッチが15mmなので
15mmP(ミリピッチ)と表記します。
左画像例
ステンレス ファインメッシュ
1.6φ X 15mmP
ファインメッシュは、溶接金網と同様の製法ですが
比較的線径が細く、網目が細かい物の呼称です。
.