通常ステンレス防虫金網として1巻き単位で販売される金網規格は線径が0.2φX16meshとなりま
す。また金網幅X長さは、910mmX30m,1000mmX30m,1220mmX30m,1515mmX30mの
4種類の規格があります。
ただ上記防虫金網は線径が細い為(0.2φ)、建築金物等の一部また全面にたるみなく張ることは慣れ
ていないとかなり困難ですし、またアルゴン等の溶接では、もちろん溶けてしまいます。
そこで、その様な御使用の場合には、線径の太い物をお薦めしています。
ステンレス(SUS)の防虫金網に匹敵する織金網16メッシュの規格在庫あるものとして、同じ16meshでも下記の種類の線径が有ります。
0.7φ,0.65φ,0.6φ,0.57,0.5,0.47,0.45φ,0.43φ,0.4φ,0.37φ,0.34φ,0.29φ等がありますが
あまり書きすぎると、ご選択に困られると思いますので事例を上げます。
換気口用のアルミ金物の防虫金網用途で多いのは、0.29φX16mesh,少し寸法が大きい時は0.34φなど。両方とも普通のハサミで切れますし、そこそこのコシはあります。
建築金物用途として、例えば600mmX600mm位の開口に周囲の枠だけで、補強材なしである程度
金網の自立を望みたい場合は、0.5φ位は必要です。
もちろん線径が太くなると金網価格も高くなっていきますので、御使用の状況に応じておすすめしており
ますが、アルゴン溶接の点付け等をお考えなら、0.57φ以上がおすすめです。
防虫金網は、1インチに16個の網目がある金網をさしているので、25.4mm÷16−線径=1mm位
の金網を意味します。御用途に応じて御相談させて頂きます。